2023年7月下旬から8月上旬にかけて、ダイアモンド・プリンセスで日本の3カ所と韓国の釜山に寄港するツアーに参加した。
客船の概要
乗客定員 乗組員数 総トン数 巡航速度 全長 全幅
2,706人 1,100人 115,875トン 41km/h 290m 37.5m
船籍 建造年(改装年)
英国 2004年(2014年) ※建造したのは三菱重工業
寄港地でのプリンセス
今回の航海は、日本列島を時計周りで5港を回った。
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横浜港 -
鹿児島港 -
釜山港 -
秋田港 -
青森港
海側船室の設備
申し込んだのは海が見えない内側船室だったのに、運よく海側船室へなっていた。カーテンを開けると海が見える。
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左舷の前の方の客室 -
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船窓からの風景
船旅の雰囲気が味わえる。
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横浜港 -
鹿児島 桜島 -
釜山港
船そのものが観光スポット
船は単なる交通機関、移動手段ではなかった。
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甲板での歓迎イベント -
シアターでの歓迎イベント -
中央の広場 -
歓迎イベント -
クイズ -
ダンス -
シェフによる調理ショー
寄港地観光 鹿児島
今回は、西郷隆盛の史跡を中心に訪ねた。
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西郷隆盛の墓 -
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城山公園から見た桜島 -
鹿児島港の出港 温かい見送り -
郷中教育 -
城山公園から見たプリンセス
寄港地観光 釜山
今までに何度か訪問しているが、その時に訪問していない梵魚寺などの観光をする。
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釜山港入港シーン -
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釜山港で観光バスがずらりと並ぶ -
釜山市内 -
釜山タワー -
梵魚寺参道 -
梵魚寺大雄殿 -
梵魚寺境内 -
梵魚寺境内 -
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チャガルチ市場 -
チャガルチ市場 -
国際市場
寄港地観光 秋田
秋田は今回初めてだったので、新鮮な気持ちで観光スポットを訪れた。それにも増して、大雨洪水の被害がつい先日あったばかりだったので、お見舞いの気持ちも持ちながら訪問した。観光タクシーの運転手さん曰く、水に浸かったコンビニの前の道路をトラックが通行したら、店のガラスが全部割れたそうである。 水の力は思いのほか強いものである。 浸水したオカキの店や家電量販店はまだ営業していなかった。復旧・復興を願うばかりである。
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竿燈かんとう -
竿燈 かんとう -
秋田の伝統的な祝福芸「秋田万歳」 -
秋田城 創建期の頃の政庁 -
秋田港ポートタワー セリオン -
秋田港ポートタワーから見たプリンセス -
ポートタワーから見た景色 -
ポートタワーから見た景色
寄港地観光 青森
午前中に三内丸山遺跡を見学し、夕方からねぶた祭りの観光をした。
三内丸山遺跡
縄文時代前期中頃から中期末葉(約5900-4200年前[1])の大規模集落跡。
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三内丸山遺跡 -
住居内 -
高床式 -
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ねぶた祭
4年ぶりの開催となったねぶた祭。青森の祭であり、日本の夏を代表する祭でもある。今年の夏の特別な暑さにひなえてしまったわれわれに元気をもらえるパワフルな祭だった。
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ねぶたの中
★プリンセス号と新型コロナウィルス感染症
この話題はやはり取り上げなければならないだろう。この船に乗ってみた後の感想は、3年前の出来事が全くなかったかのような印象を持った。 一言でいえば、「隔世の感がある」。これはわれわれをもてなす側の方が強く感じているのではないかとおもった。 手をしっかり洗いましょうという掲示はあったが、アルコール消毒液は見かけることがなかったし、人々が密集する場面は、エンターテインメント会場の広場やシアター、ビュッフェなどでよく見かけられた。それと一番驚いたのは、マスクをしていないことが普通であり、しているのは日本人の一部ぐらいであった。その日本人も徐々にしない人が増えたように思う。体調を壊したらメディカルセンターへ行くことになっているが、それほど大勢の人がそこへ行っている風はなかった。毎日、日々のイベントや活動の詳細が記載されたパンフレットが配布されたが、それにも感染症などの記述はなかった。とにかく、コロナとは全く無縁の航海を楽しむことができたのである。
5月に日本でも新型コロナウィルス感染症の分類が2類から5類に変更され、特別扱いを緩めたことに加えて、この船の船籍がイギリスで運営会社がアメリカであるので、感染症対策もいわゆるイギリスやアメリカの対応を取っていることも大きいと思う。
ただ事実として、3年前の状況を国立感染症研究所のWebから引用する。
世界57カ国から船員1,068人, 乗客2,645人の計3,713人が搭乗していた。その後4月15日までに確定症例712例が確認され, 少なくとも14例の死亡が確認された。
2020年4月
亡くなられた方々には哀悼の意をささげたい。
もうひとつ今回参加してわかったことは、プリンセス号はリーピーターが多いということ。老人ホーム代わりに利用しているという話も聞いた。中には船長よりも2日多い日数滞在したという人もいたのである。たしか1800日を超えている。約5年ということは、コロナ禍による”地獄”も体験された人もリピートしている可能性があるのである。
苦い経験、失敗経験、地獄の経験から教訓を学び、船を前に進めてほしい。